6月15日 現地時間午後4時 WEC世界耐久選手権第4戦『ルマン24時間レース』の決勝レースが行われました。
当社が開発生産したホイールLMH MF22を装着したTOYOTA GAZOO Racing GR010 HYBRIDは、8号車11番手、7号車はクラス最後尾23番手グリッドからスタート。猛プッシュでポジションアップし、4時間が経過した頃には一時首位を走行するなど、2台共にトップ6でレースを展開するまで順位を上げました。
断続的に降る雨、繰り返されるウェットタイヤとスリックタイヤの交換作業、セーフティーカーによりリセットされるライバルとのギャップ。レース開始から10時間が過ぎた頃、首位に浮上した8号車は2位に12秒差をつけていましたが、長時間の強い雨により4時間以上の長いセーフティーカー導入の影響を受け、レースの首位争いは激しいものになりました。
再スタート後、トップ7台が4秒に入る接戦になり激しい首位争いが繰り広げられる中、首位を猛追する8号車は他車に接触され無念のスピン。代わって7号車がレース終了までの30分間、首位との40秒あった差をハイペースで追い上げ差を詰めましたが、惜しくも僅か14.221秒差の2位で準優勝となりました。
マニュファクチャラー、ドライバーポイント共、ライバルと拮抗した状態でシーズン後半に突入します。次戦は7月14日、 10年ぶりにWECに復活したサンパウロで開催されます。
TOYOTA GAZOO Racing. GR010 HYBRID
24Hours of LeMans
World Endurance Championship 2024 Rd.4
15th to 16th Jun. 2024
Circuit de la Sarthe